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過去への後悔と選択の責任

「医者はいいよな」

と思って生活している人は多いのではないだろうか?

以前の記事でも書いたが、私は京都大学出身である。

それなりに色々なものを犠牲にして、努力してきて、今の自分がある。

ただ、そこに待っている現実は、思い描いていたものとは程遠い。

その結果、過去の選択に後悔する。

 

地方でもなんでも良いから

医学部(医学科)に進学すべきだったと。

 

高校の同期で、ロクに努力してなかった(少なくとも私よりはしてないように見えた)ものが、3~4浪くらいして、私立の医学部に合格している。

そこそこマジメ立ったやつも、地方ではあるが国公立医学部に行った。

高校生の私は、医者と一般サラリーマンの年収の差を具体的に把握していなかった。

地方大学に行くなんて、絶対嫌だと思った。

また、都市型大学の医学部(近場では、大阪市立大学医学部とか?)に現役で合格することに一途になれずにいた。

2004年当時は京都大学工学部には二次試験では、私が苦手だった国語がなく、それに甘んじて、また

 京都大学というブランドに目がくらんだだために、京都大学工学部を目指した。

今から思うと、私のような境遇の受験生は多かったのではないだろうか。

 

なぜ、もっとその先のことを考えられなかったのだろうか、と悔む。

 

医者のメリットは、

①給料が圧倒的に高い。

 先ずはこれが最大のメリットだ。勤務医でも月100万円は珍しくないだろう。

人の命を扱う という責任がある というかも知れないが、

人の命を左右する場面苦手遭遇しにくい専門(皮膚科、眼科等)を選択すれば良い。

 

②経営者も医者

製造業の一般企業に勤めている人ならわかると思うが、必ずしも技術者が経営者になるとは限らない。

どちらかと言うと、技術屋を上手く使うことのできる事務屋が出世して、経営者までつめるケースの方が多いのではないだろうか。その結果、製造現場の実態を反映させない経営判断が下されることとなり、技術屋の不満は相当のものとなる。

しかし、医者の世界は違う。専門はそれぞれ違うだろうが皆が医者である。実態は詳細把握していないが、それだけで羨ましい。

 

③勤務地が自己選択できる。

普通の企業の総合職の場合、転勤リスクは常にあり、それだけで子育て 配偶者の就業 親の介護 など人生の重要な問題に悪影響をあたえる。

しかし、医者の場合は、転勤リスクはほとんどないのではないだとうか。間違っても自ら志願しない限り、来月から海外勤務なんてことはあり得ない。海外は極端かもしれないが、関西から関東へ という異動もないだろう。

 

その他あげればキリがない。

ここまで書くと、医者だって大変だ という声が聞こえてきそうな気がするが、それ以上に医者でない人間は大変な状況で生きている。

 

まあ、以上のように羨ましい職業であり、それを選択できる立場にいた人間として後悔が尽きないが、過去のことをどうこう言っても何も始まらない。

そして何より、その選択をしたのは私自身だ。

その選択の結果、待ち受けているものを受け止める必要がある。

私が心がけていのは、

「現状への不満を原動力として、将来を如何に変えていくか」

である。

 

同じような境遇の人は少なくないハズだ。

このブログを通じて奮闘を共有できればと思う。